腰を反る動きは腰椎の伸展の動きです。
体の後方にある筋肉、脊柱起立筋などが腰をする動きに関与しますが、私たちのライフスタイルは腰を反るより曲げる(腰椎の屈曲)動きが多く、慢性的に腰は屈曲位になりがちです。
腰の慢性的な屈曲位でいることが腰椎の変位をもたらし、慢性的な腰痛などの原因となるので、ストレッチなどで積極的に腰を反ったりすることが大事です。
腰を反る動き
腰を伸ばす動きが腰椎の伸展で、腰を曲げる動きは腰椎の屈曲です。
脊柱の動きは主に腰椎と頸椎で起こり、胸椎でも動きは生じますが、腰椎の動きや頸椎の動きに比べれば非常に小さなものです。
腰の動きと筋肉(外部リンク)
腰を反る限界は?
腰を反る限界、腰椎の伸展の可動域は一般的には20~30°までです。
腰の屈曲の限界は80°なので、構造的にも腰は曲がりやすく反りにくいのですね。
腰は前弯しているのが健全な状態
背骨は生理的湾曲といって自然にカーブを描き、このカーブをS字カーブともいったりします。
腰椎は自然な状態では前弯しているのでその構造上、屈曲しやすく伸展しにくい作りなのですね。
腰を反らす筋肉
位置的には体の後面にある筋肉が腰を反らす筋肉です。
腰の動き、腰椎の動きには数多くの小さな筋肉も関与しますが、大きな筋肉としては、俗にいう背筋脊柱起立筋や腰方形筋などがあります。
俗位いう背筋は脊柱起立筋と言い、脊柱起立筋は腸肋筋・最長筋・棘筋、3つの筋肉の総称です。
腰を反る筋肉
腰を反るストレッチ
腰を反るストレッチはこのブログでも一番におススメしているストレッチです。
股関節を柔らかくする方法や腰を柔らかくする方法にて解説していますので、腰を反りたい方はご参考ください。