恵比寿整体院が贈る気を鍛える方法、特に気の中心の丹田や身体のパワーラインである腎経の動きを意識して鍛える方法があるのですが、何事も基本が大事ということで先に基礎体力作りを紹介します。
気とか気の癒しにご興味のある方は、文系というか根暗でか弱い方が多いんですね。
こういう方がいきなり練気(気の鍛錬法)を学んでも、身体の基本ができていないから習得がものすごく遅い…。
何年たっても習得できない人もいる。
反対に何かのスポーツや運動をやりこんでいた方は、丹田や身体の軸の感覚が豊かですから習得も早い。
そのような気の感覚や身体感覚が豊かな人は、練気やツボへの施術法などは一回で覚えられる内容なのです。
基本ができていれば自然と応用もできる。
ちなみに私は、10代はスケートボード、20代はスノーボードにどっぷりハマっていたので、身体の軸や中心の感覚は元々あり気の鍛錬法やツボや経絡への施術法、合気道などは瞬時に習得できました。
教えてもらうのを待ってはいられない、そもそも教える側がよくわかっていないことも多いんですね。
だから教えてもらうのを待たずに、見て覚える、実際に受けて覚える、実践で覚える、こういう気持ちでないと何事も大成しないと思います。
だから私も教えるときは、見て覚える、イメージして覚えるように指導しています。
教える方が何をイメージして何を伝えたいのか、イメージしながら学ぶことが大事です。
これは何を学ぶにも大事なこと、師匠が何を見ているのか何を感じているのか、できている人は何を見ているのか、仕事だってそうですよね。
で、精神論はまた今度にして、まずは基礎体力作りですね。
ツボや経絡への施術、合気などもそうですが、自分で自分を支えられないと相手にもたれかかってしまうんです。
そうすると反動をつけなければ動けないようになってしまう。こういう癖がつくと治すのが大変なんですね。
だから最小限、自分で自分を支える、踏ん張れるような体力はつけていただきたい。
基礎体力作り
何が基礎体力かは人それぞれですが、せめて自分を自分で支えられるくらいの筋力、軸や丹田がぶれない動きができるくらいの筋力、最低限の身体の柔軟性は養って貰いたい。
身体の固い人はまずストレッチ
私が教えるツボや経絡への施術は、和式です。マッサージベッドではなく布団の上で行える形です。
だから膝で踏ん張ったりすることも大事なのですが、施術や合気の練習などでは「つま立ち」ができないとお話にならない…。
これがねぇ、できない人が結構いるんですね。
足首が固い、股関節や腰が固い、そもそも体全体の柔軟性がない方がたくさんいる。
このような方は、このストレッチ・ツボブログでご紹介しているストレッチやツボ圧しでまずは身体の柔軟性を回復しましょう。
気を鍛える運動方も、特に足首と股関節の柔軟性が大事ですから、お心当たりのある方はまずは各記事をご参考ください。
~を柔らかくする方法にストレッチとツボをまとめてあります。
トレーニングの王道、スクワッド
最低限の筋力、自分が腰を落としても耐えられるくらいの筋力は欲しい。
トレーニングの王道ともいわれるスクワッドですが、ここでは耐える筋力が欲しいのでスクワッドを行うときはゆっくり止まりそうなくらいのスピードで行ってください。
スクワッドのやり方
コツは膝だけでスクワッドをしないで、股関節を曲げるようにすることです。
股関節を曲げるようにして体の軸をまっすぐのまま行うようにします。
股関節が上手く使えないと膝を痛めたり、お尻が出た不格好な姿勢になってしまいます。
心肺機能を鍛える
身体の内部の感覚に意識を集中しながら気の鍛錬法は行うものですが、すぐに息が上がってしまうようでは、自分の身体に集中できない…。
最低限に心肺機能は鍛えてほしいものです。
ウォーキングでもジョギングでもサイクリングでもいい。
30分くらいの息が上がる運動なら何でもいいいのでお好きなものを習慣付けてみてください。
たまには息を上げないとね、邪気が抜けないというか、もやもやしてきませんか?
そういう時はね、何でもいいから息を上げると、不思議にさっぱりする、邪気が抜けるというんですかね。
だから、うじうじしているときは青春映画のように「とりあえず走ってこい」が正しいんですね。
まとめ
わざわざ基礎体力のことなんて書かなくてもいいんですけど、あまりにも基礎体力がないと、気の鍛錬も気の癒しを学ぶのもおぼつかないんですね。
セミナーの内容に組み込んでもいいんですけど…。
ジョギングの時間とかね。でもそんなんで時間は取れないので、基礎体力は各自鍛えてくださいね。
ストレッチとスクワッド、30分くらいの息の上がる運動、これだけで十分です。
普段から運動不足な方は、これだけでも十分健康になれますよ。
次回は基礎体力で書こうと思っていた、タントウコウについて解説します、お楽しみに!