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前回に続いて股関節のストレッチ、今回は開脚&側屈編のご紹介です。股関節の骨格や気の流れ(経絡)は股関節のストレッチをご参照ください。股関節の大切さが分かります。
今回は少し深めのストレッチのご紹介になります。開脚ができないくらい身体の堅い人、開脚ができても腰が立たず、腰が丸くなってしまう方には、前回の股関節のストレッチのほうがやりやすいかと思います。
効果的にストレッチを行うには、腹式呼吸が大事ですので、初めての方はまずは、ストレッチのコツ・How to 腹式呼吸をご参照ください。
股関節の固さとも関係のある、足首や体全体を柔らかくする方法もご紹介していますので体を柔らかくしたい方はそちらもご参考ください。
さぁ今回は前置きなし(笑)、いや少な目。いきなり実践法のご紹介です。
股関節のストレッチ・側屈編
まずは両足を開脚します。できるだけ開きますが、膝を曲げずにまっすぐにします。
身体の堅い人はこの状態で後ろに手をついて、できるだけ腰を立てて真っすぐにします。股関節が堅い人、疲れが溜まっている人は、この状態で深く腹式呼吸をするだけで、とても気持ちよく股関節がストレッチできます。それだけでも十分に効果がありますので、試しにやってみてくださいね。
股関節のストレッチ・側屈のやり方
開脚したら、写真のように手を組んで伸ばします。
頭の上に手を挙げて肘を伸ばします。腰が丸くならないように腰もまっすぐに立てます。
腰が丸くならないように側屈していきます。
限界まで側屈したら腹式呼吸をします。5,6回ほど深くゆったりと呼吸します。息を吸うたびに身体がストレッチされ、息を吐くたびに体が緩むのを感じてみてください。
このストレッチのコツ
腰が立たずに丸くなってしまうと、股関節や伸ばしたい肝経胆経がストレッチできません。あまり深く側屈できなくてもよいので、腰を立て腰が曲がらないように行ってください。背中もまっすぐ、腕も肘を伸ばしてまっすぐに、足も膝を曲げずにまっすぐにすると、股関節や目的のスジが効果的にストレッチできます。
あと腹式呼吸は基本です。上記のポーズで10回くらい腹式呼吸を行ってもよいですよ。
股関節のストレッチ・動画解説
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股関節のストレッチ・開脚編
さぁ、今度は前後に開脚して股関節をストレッチしてみましょう。これも股関節ばかりでなく、腰痛や腰の痛みにもとても効果的なストレッチです。
このストレッチのコツ
このストレッチは腰痛のストレッチでもご紹介させていただいた形なのですが、同じ形でも、よりストレッチする所を意識することで、効果のある場所が異なります。
このストレッチで、より股関節を伸ばすコツは、股の中心(会陰)を床にくっつけていくように腰を落としていくことです。
腰を伸ばしたいときは、天井を見上げて、より腰を反っていくと効果的です。
このストレッチは股関節ばかりではなく腰にもとても良いストレッチです。二人で行うバージョンなどもありますので、追々、追記していきたいと思います。
参考リンク:股関節を柔らかくする方法