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今回は寝違えや筋肉痛などで首が動かないときにぜひ試してほしい簡易整体をご紹介します。
いつもは自分で行えるセルフケアのご紹介ばかりですが、今回はセルフケアではなく施術法のご紹介です。
とても簡単でとても安全な整体法ですが、どうあがいても一人で行うことはできません、残念。
身近な人で誰か寝違えて首が動かない、首を動かすとスジが痛いようなときにこの整体法を施してあげてください。
この簡易整体が得意な痛みや症状
当たり前ですが、どのような首の痛みでも治せるわけではありません。
骨折や脱臼、事故やけがなどで外傷がある場合、組織の損傷がある場合は適切な医療機関をご受診ください。
首スジのコリや筋肉痛や寝違えなどで首のスジが張ってしまっているとき、寝違えなどで首を動かすとスジが張ってしまって首が動かせないときなどにこの簡易整体法をお試しください。
首が動かないとき、首スジが痛いときに試してほしい簡易整体
この簡易整体はとても簡単で安全なものです。うまくいかなくても効果がなかっただけで受け手には何の負担もありません。
私も昔はよく施術に取り入れていましたが、現在はあまり行っていません。
(ツボや経絡の施術に熟練してきたからです)
順序としては、
- 痛みの確認
- 痛みの変わるツボの確認
- そのツボを押しながら深呼吸してもらう
- 痛みの変化の確認
です。まぁ、検査・施術・再検査という流れですね。順序どうりにやれば誰でもできますのでチャレンジしてみてください。
1、まずは痛みの確認
まずどのように首を動かすのが痛いか、横を向くと痛いのか、下を向くと痛いのか、一番気になる動きを確かめます。
この簡易整体は正座でもできますが椅子に座ってもらった方がやりやすいです。
はたまた下を向くと痛いのか、首を横に倒すと痛いのか、一番気になる動きを見つけてください。
体は動かさず首だけ動かしてみれば簡単にわかるハズです。
2、痛みの変わるツボの確認
術者は受け手の後ろに立ち、肩甲骨と背骨の間を何点か圧しながら先ほどの動きをしてもらいます。
圧す部分は、
背骨と肩甲骨の間ですが、背筋を両手の親指、拇指で圧していきます。
両方の親指で左右同じくらい圧してみて、圧しっぱなしの状態で先ほどの一番気になる首の動きをしてみてください。
不思議に首の動きが楽になる、痛みがなくなるポイントが見つかるハズです。三点ほど少し位置を変えて確かめてみて少しでも変化のある場所を探してみてください。
3、そのツボを押しながら深呼吸してもらう
変化のあるツボ、ポイントが見つかったらそこを両拇指で均等に圧しながら受け手に3回ほど深く深呼吸をしてもらいます。
4、首の痛みの再確認
深呼吸が終わったら指を離して、もう一度初めの一番気になる動きをしてもらってください。不思議と首が動かせる、痛みがないなど変化があるはずです。
初めの痛みから8割変化があったら大成功です。
なんでこの簡易整体が効くのか?
この簡易整体は簡単で安全、少しコツをつかめば改善効果の出しやすい整体法です。
こんな簡単なことでなんで効果があるのかというと、呼吸を広げ血中の酸素濃度を上げるからなんですね。
酸欠気味の筋肉の毛細血管に豊かな酸素を少し多めに送ってあげてるだけです。
多分、そんな感じだと思います…
実際に血中の酸素濃度を調べたわけでもないですし、私もある方から教えられたものなのでそのからくりの真偽はわかりませんが不思議と受け手には痛みが変わった、首が動くようになったなどの実感が得られるんですね。
首が動かないときの簡易整体・動画解説
初めから動画をみせろって?
ごめんなさいね、まずはテキストで紹介してみたかったんですね。どのくらい文章だけで伝わるか…
寝違えの簡易整体として作りましたが内容は同じです。
[su_youtube url="https://youtu.be/mN1vL2BIgww" width="640" height="360"]
やはり動画って素晴らしい、特にこのブログで解説していること、ストレッチのやり方やツボの解説などは動画がわかりやすいですよね。今後も動画の解説を増やしていくつもりです。
その他の首の痛みのセルフケア
ご紹介した簡易整体は2人でなければできませんが、自分一人でも首の痛みや症状をケアできるようツボやストレッチなどもご紹介しています。
ご自身の症状や体の状態にあった記事をご参考ください。
首の痛みに役立つ記事