今回は冷えとりに欠かせないシルク(絹)の靴下のご紹介。
10数年、私自身も冷えとりを実践してきて、多くの人にも冷えとりのアドバイスをしてきました。
昔はあまり冷えとりってメジャーじゃなかったので、「そんなんでよくなるの?」とか「冷えが万病の原因なんて嘘くさい」とかつらかったですねぇ。
今ではネットから冷えとりの情報も得られやすいし、各社が冷えとり靴下を作っています。
でも質の良い冷えとり靴下って少ないんですね、シルクの質や靴下の作りもあるし。
で、どんな冷えとり靴下が良いのか、冷えとり初心者の方はわからないと思うので、ヒエトリストである私が自信をもっておススメできる冷えとり靴下をご紹介したいと思います。
素材は裏がシルク、表がコットンの2重構造がおススメ
冷えとりの基本は、シルク(絹)の靴下を履いてコットン(綿)の靴下を履いて、さらに絹、綿を履くというものです。
シルクの保温性がすぐれているという性質のほかに、シルクは汗や老廃物を皮膚から排出してコットンが吸収する、というデトックス的な意味合いで重ね履きをするのです。
これってめんどくさいし、重ね履きはかさばる。
生きている繊維と呼ばれるシルクですが、シルクはもろいのでシルク100パーセントの靴下はやぶれやすいんですね。
で、おススメなのが裏がシルクで表がコットンの2重構造の靴下です。
これだと一枚履いただけでも、シルクの靴下とコットンの靴下を履いたのと同じ効果があります。
靴下が半分の量で済むんですね。
よくあるのはシルクの靴下とコットンの靴下の4足セットですが、2重構造の靴下なら2足セットでことたります。
五本指は外せない
五本指の靴下は履きなれるとも普通の靴下には戻れないほど快適です。
足の指の付け根には汗腺がありたくさん汗の出るところ、毛細血管の末端もあり神経の末端もある、東洋医学的には経絡(けいらく・気の流れ)の末端でもありツボもたくさん存在するところです。
足の指の間って汗をたくさん掻くんですけど(一日500mlは出るといわれています)、夏場でなくても普通の靴下だとむれて気持ちが悪い…、ついでに匂いも気になりますよね。
絹は汗を放出する性質が高く、五本指の靴下なら汗が多く出る指の間も気にならないし、足の指の間のツボや毛細血管や神経の末端を刺激する、温める効果もあるのです。
五本指が意外と男性に人気なのも蒸れずに匂いも気にならないからなんでしょうね。
冷えとりの基本:頭寒足熱(ずかんそくねつ)
頭寒足熱とは冷えやすい足を温かくして反対にのぼせやすい頭を冷やせば全身の気の流れ・血液の流れがよくなるという意味です。
足の冷えや頭ののぼせ(脳の充血)は血液の停滞を招き、東洋医学でいう瘀血(おけつ)という状態を招きます。
瘀血(おけつ)とは:
瘀血とは冷えとのぼせで血の流れが悪くなり血液が汚れている状態のことです。このような体の全体的な循環不良を改善していこうというのが東洋医学の根底にあります。
頭寒足熱という理想的な体の環境を作るため、瘀血という体内環境を改善するためにもシルクの靴下はハズせないのです。
おススメの冷えとり靴下
現在、2重構造の靴下で私がおススメできるのは一つだけ。
もう一つおススメはあるのですが、それはネット販売はしていないため一つだけ…
こんなに各社が作っているのにいいものは少ないんですねぇ。
よくあるmade in chainaではなく国産、裏がシルクで表がコットンの2重構造。
五本指と丸の二足セットです。
私自身も使っているし、恵比寿整体院でもおススメしているものです。
М、L、ハイソックスタイプがありますが、五本指はサイズがほとんど一緒。МとLの区別がつきません。
サイズは外側の丸形靴下のサイズの違いです。
国産のオリジナル製品も豊富なヒオリエさんというタオル直販店です、良質な冷えとり靴下なども手掛けています。
とても柔らかくてさらさらしています。とても気持ちいい暖かさです。
冷えとり初心者の方は、5本指と丸の2足セットがおススメです。
足の小さい女性にはМサイズがおススメ。こちらは7色展開。
普通の足の大きさの女性や男性ならLサイズ。こちらは6色展開。
私の一番のおススメですが、ルーズに履く、長めがいいならハイソックスタイプ。でも2色のみ。