今回は寝違えや軽度の首の痛み、首を動かしたときに首のスジが痛くなる動作痛などに最適な整体法をご紹介します。
いつもは自分でできるストレッチやツボ押しなどのセルフケアをご紹介していますが、この整体法は人に施す為のものなので自分の身体へはできません、安全で効果の高い方法なのですが残念…。
整体といってもボキボキするような危ないものではなく、ツボと呼吸を使った安全な寝違えの改善法です。
今回は、寝違えや首の動作痛に最適な恵比寿整体院の小技(笑)をご紹介します。簡単なものですが効果は受け手にもしっかり実感できるものなので、ご家族や身近な人に寝違えや首の痛みでお困りの方がいたらやってみてくださいね。
また、自分でできるセルフケアは、寝違えの簡単ストレッチや寝違えたときのツボにありますので、そちらもご参考ください。
寝違え簡単整体・動画解説
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簡単なやり方なのですけど、写真やブログだけだと分かりにくいかもしれませんので、購入したてのピンマイクのテストも兼ね急遽、動画作成。
私事ですが、初めての自撮り&ナレーション。今後はこのスタイルで動画でストレッチやツボ押しなどセルフケアの情報を解説していきたいと思います。
寝違えを治す簡単整体
変な寝方で寝てしまい、朝起きると首が痛いときや首を動かすと痛いときに、簡単に痛みを解消できる整体法ですが難しいものではなく誰でもできる方法です。
今回は寝違えの説明や体の構造のお話はなしにして、すぐに役立てるよう実践的な方法だけをご紹介していきます。
順序としては、
- 痛みの確認
- 痛みの変わるツボの確認
- そのツボを押しながら深呼吸してもらう
- 痛みの変化の確認
です。順序どうりにやれば誰でもできますのでチャレンジしてみてください。
まずは痛みの確認
まず受け手に椅子に座ってもらって、首をどう動かすと痛いのか確認します。
首をゆっくり右左に曲げたり、前や後ろに倒したりして一番痛みの出る首の動きを確認してください。最後に同じ動きをして痛みの度合いが変化しているのか、動きにくさが変化しているのか再確認しますので、どう動かしたら痛かったのか覚えておいて下さい。
ツボを押して変化があるか確かめる
痛みを確認したら、背中のツボを押しながらその痛みが変化するか確かめます。
丁寧にやるならば上記の辺りを2,3点押しながら一番痛みの変化するツボを探しますが、大体でも大丈夫です。
第四胸椎の横あたりが効果的なことが多くありますので、だいたいその辺を押していただければ間違いありません。
第七頸椎は自分で触ってもわかる一番出っ張っているところです。その下に胸椎がありますので、第七頸椎から4番目の骨の横を押してください。
この第四胸椎の横を押しながら、先ほど確認した痛みのある動きをしてもらいます。するとあら不思議、痛みが軽くなっていたり、動きやすくなっているハズです。
ツボを押して呼吸してもらう
痛みが変化するツボが確認できたら、両手の親指でそのツボを押し続けます。ツボを押し続けながら受け手には3回深く深呼吸をしてもらいます。
3回呼吸したら、押していた指を離します。
痛みが変わっているか確認
最後に初めの首が痛かった動きをしてもらってください。痛みが半分くらいになっていたら成功です。
これは肺経という経絡(気の流れ道)のツボを使い呼吸を広げて痛みを軽減する方法です。酸素の供給量が増えると血管や神経、筋肉のスジの緊張が取れるんですね。
恵比寿整体院では補助的な施術として行うこともあります。安全で効果が高く、受け手にもその効果が実感できる整体法ですので、寝違えの方が身近にいらっしゃった時には是非お試しください。
自分でも背中に手が届けばできないこともないかな?
でも、背中のツボを押しながらは深呼吸しにくいですしね。ご興味のある方はセルフケアとしてもお試しください。