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ど~も、静岡県三島市で活動する冷えとり整体院です。
このストレッチ・ツボブログでも様々な症状のセルフケアをご紹介していますが、症状を改善するのにも健康を維持するのにも一番効果的で大事なことは「the 冷えとり」です。
なぜなら冷えや瘀血(おけつ)といった気の巡りや血液の流れが悪い状態は、さまざまな症状や不定愁訴の根本的な原因であり、特に冷えやすい体質の女性にとっては冷えは健康と美容の天敵だからです。
まさに「冷えは万病のもと」なんですね。
この冷えや瘀血(おけつ)といった状態を日常的に改善していくのが「冷え取り健康法」なのですが、内容はシンプルでアナログな健康法です。
気の原理に即して、半身浴や絹の靴下を履いて下を温めるだけです。下半身を冷やさない努力をするだけなんですね。
今回は私も数十年、実践して患者さんたちにもアドバイスしてきた冷えとりの基本をご紹介します。
静岡県の三島市をベースに数十年、ツボと経絡の施術と共に冷えとりの普及に努めてまいりました。
なぜ冷えとりかっていうと、シンプルなんですね、お金もかからないし。そして心身の不調を改善するには大変効果があります。
あと健康法って継続できなければ意味がないんですね。できれば皆さんには、健康の実現・アンチエイジングの為にも冷えとりと共にスクワットや腹筋などで、下半身の力をつけてほしいのですがこういう鍛錬法やトレーニングって一般の人は続かないんです。
体を丈夫にしたい、健康になりたい、下半身を鍛えたいと思っていてもスクワットや腹筋はなかなか続かんのです、一日3分でいいのにね。
で続けられる健康法、気持ちの良い健康法ということで私がススメているのは「冷えとり」なんですね。
足や下半身が温かいのって気持ちがいいんです。足が温かいと神経の緊張も落ち着きますしね。これは本能的なもんです。冷えている時に温かいのが気持ちいいコトは。
そして足や下半身を温めていると、気の巡りや血の巡りが良くなって心身が快調になってくる。そうすると冷えるとより体の不調を感じますから、自然に身体を温める方向に向かうんですね。
私自身も冷えとりで心身が劇的に変わりましたし、アドバイスして実践してくれた方々もそうです。また冷えとりは最近では結構世の中に普及していますから、ネット上の冷えとりの体験談などもとても多く、そのほとんどは効果的、気持ちいい、こんな症状が治りました、という肯定的なものです。
あまり効果が無かったりするのは、的確な冷えとりのアドバイスがない為とも言えますね。ネット上の情報を見て(絹靴下を履くのがいいとか)独学で冷えとりを行っている方が多いと思いますが、できれば東洋医学の専門家にアドバイスを受けながら、冷えとりを実践した方が間違いはありません。(個人個人の気の状態、体質は異なるため)
ということで今回は、冷えとり健康法のコツをご紹介します。
万病のもと「冷えと瘀血」
健康であるためには、血液の流れが滞りなく流れていること。血行が良い状態が欠かせません。冷えや瘀血(おけつ)といった状態はこの血液の流れが滞っている状態です。
血液の流れが滞れば、老廃物は排出されにくくなり新鮮な酸素や栄養素は体中にいきわたりません。
冷えや瘀血(おけつ)といった状態は、簡単に言ったら循環の悪い状態ですね。
冷えとは?
東洋医学でいう冷えとは下半身が冷え、その分頭がのぼせている状態を指します。下が冷えると上が熱くなるのは気の法則です。
上記の図は陰陽の太極図(たいきょくず)といって気の巡りを表しますが、冷えた気は下に滞り、熱い気は上に滞るという気の性質があるんですね。これは部屋の空気やお風呂のお湯も同じです。
体でいえば足や下腹部が冷えて、その反対に頭や脳が充血している状態です。のぼせとは知恵熱のような状態ですね。気の巡りが悪いと血液の流れも滞り、血が汚れてきます。東洋医学ではこの汚れた血を瘀血(おけつ)といいます。
瘀血(おけつ)とは?
瘀血(おけつ)って難しい漢字ですね、なかなか読めない…。
瘀血(おけつ)とは下腹部のうっ血や充血。東洋医学では瘀血(おけつ)、汚れ血、ふる血ともよばれ悪血ともいいます。婦人科の症状や婦人病や不妊症のそのほとんどの原因は瘀血、冷えによる子宮、卵巣の機能不全です。(あきらかな器質的要因がある場合はまず病院などでその対処が必要になります)
瘀血(おけつ):
本来体の中をサラサラとスムーズに流れるはずの血液が、体のあちこちで滞ったり、血液そのものが汚れて粘性を帯びた(ドロドロした)血になり流れにくくなった状態を東洋医学では「瘀血(おけつ)」と言います。瘀血は循環全体のこともあれば、特定の場所に現れることもあります。特に停滞しやすいのが下半身や下腹部(子宮卵巣機能)です。そしてこの瘀血が体にさまざまな問題を引き起こすのです。
東洋医学では子宮、卵巣は毒素をためやすい臓器だとされています。主な毒、食べ過ぎの毒がたまる順番として、消化器→肺・大腸→腎・膀胱とされています。身体は一か所に 毒素が溜まると生命を維持できないので、毒素の負担を下記の順番で肩代わりしようとします。
主に食物の毒、食べ過ぎの毒で血液が粘性になる。=瘀血(おけつ)、冷えという状態です。
胃経・脾経の負担
↓
肺経・大腸経という浅い毒素を排毒する機能への負担
↓
腎・膀胱系という深い毒素(血中毒)を排毒する機能への負担。
腎経、膀胱経は子宮、卵巣を司っています。気 の流れの順番的には(毒素の負担を肩代わりする順番)、次は肝経、心経という経絡ですのが、肝臓、心臓が毒素にやられてしまっては生命を維持できないので、なんとか子宮や卵巣に毒素をためて生命の恒常化を図ろうとします。東洋医学では、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫なども瘀血の症状として診てい ます。
東洋医学では子宮や卵巣、妊娠出産の機能は冷えや瘀血の影響を多大に受けると考えています。ですから冷えが強い人、瘀血といった状態が深い人ほど婦人病を患っていたり妊娠しにくい状態、子宮筋腫や子宮内膜症が引き起こす月経時の症状が強いとも言えます。
女性の子宮、卵巣は瘀血(おけつ)に陥りやすい臓器ともいえるわけです。
冷えとりのコツ
この健康な循環を阻害する冷えや瘀血(おけつ)を改善して、気の巡りや血の巡りをよくしていこう、というのが冷えとり健康法です。
やり方はいたってシンプル。冷えとりのコツは足や下半身を温める努力をするだけです。
足や下半身を温めるには、絹靴下をはくことと半身浴、この二つが欠かせません。というかこの二つだけで十分に冷えや瘀血(おけつ)を改善できる優れモノなんですね。
冷えとり基礎知識一覧
基本は絹靴下と半身浴ですが、冷えが強い方は体を冷やす食べ物をできるだけ摂らない、体を温める食材を積極的に摂る、などより積極的に冷えを改善していきます。
ご自身の冷えの改善には冷えとりへの最低限の知識や実践が欠かせません。冷えとりの基礎知識としてこれだけは読んでほしい記事がありますので、ご興味のある方はご参考ください。
(恵比寿整体院でも指導、アドバイスしている内容です)
特に冷えとりを行うと、瞑眩(めんげん)と呼ばれる好転反応が起こりやすくなります。気の巡りが良くなると今まで溜まっていた老廃物や体の毒素などを積極的に出そうとする反応です。
瞑眩はモノ的な毒出しでもありますが、熱などのエネルギーの毒出しもあります。ですから冷えが取れてくると体は症状を出しやすい体質になるとも言えますね。
瞑眩が出た時、慌てないためにも冷えとり基礎知識を一読ください。
冷えとり基礎知識:
冷えとりと一緒に行ってほしいこと。
継続できる健康法として最も効果的な「冷えとり」をご紹介していますが、実は冷えとりって守りの健康法(?)なのです。
体を冷やさないようにする守りの健康法…。
もちろんとても効果的なのですが、積極的に下半身に力をつけるといったものではありません。
下半身の筋力不足自体、冷えの原因なので下半身を鍛錬していくこともとても大事です。
冷えとりだけだと靴下を何枚も履かなければなりませんが、積極的に下半身を鍛えていけば自然に下半身の血行が良くなり冷えとり靴下を何枚も履かなくて済みますしね。
下半身を鍛えるには、トレーニングの王道であるスクワットが最適です。また腹筋もいいですね。
あとお腹は気の中心であり、下腹部内臓は瘀血(おけつ)といった状態に陥りやすいところです。
これもストレッチなどで積極的に改善できますしね。
私は、冷えとりにはスクワットやストレッチなども積極的に取り入れてほしいと思っています。
- お腹を柔らかくする方法
- 7つの基本のストレッチ
- スクワットのやり方(執筆予定)
- 腹筋の鍛え方(執筆予定)
お気軽に静岡県の冷えとり専門院にご相談ください。
恵比寿整体院の施術はツボや経絡(気の流れ)を施術していき、コリや冷え瘀血(おけつ)といった状態を改善していきます。
施術と冷えとりを合わせて行っていくのが一番確実です。体の痛みや様々な症状、不妊症や子宮内膜症や筋腫などの婦人病でお困りの方は静岡県三島市の恵比寿整体院にご相談ください。
気と経絡の施術とともに冷えとりもアドバイス、指導しています。
施術回数はかかりませんし、ご紹介したツボやストレッチ、冷えとりなどのセルフケアも指導していますので、遠方の方でもお気軽にご相談ください。
静岡県三島市の恵比寿整体院
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施術費:
6000円(初診料はありません)
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