特に効くツボ、名付けて特効穴(とっこうけつ)その4は肩のツボ1です。
肩のツボ1というのは2があるからなのですけど、肩のツボのセルフケア、自分での肩のツボの圧し方は肩の痛みを取る自分で押せるツボ3点で解説していますので、ここでは肩のツボへの施術法を解説していきます。
しかし、肩のツボの場所や圧された感覚など、まずは自分で確かめていただきたいので肩のツボの場所、自分での圧し方、施し方を順に解説していきます。
特効穴4、肩のツボ2
肩のツボ1ですが、自分でも圧しやすい位置にあるため、まずは自分でツボの場所や深さを感じてみてください。
肩のツボ1の効果としては、肩こり、首こりはもちろんのこと、緊張性の頭痛などの問題にも役立てます。
ご紹介した特効穴、頭のツボ、首のツボ1&2、そしてこの肩のツボ1は私自身も臨床でよく使うツボで、単独として使うより頭と首と肩のツボは併用することが多々あります。
まぁ、いきなりやるのもなんですから、まずは自分で自分の肩のツボを圧してみてどんな感じがするのか、場所や方向などを確認してくださいね。
肩のツボ1の場所
この肩のツボは肩井(けんせい)といいますが、この周辺にはたくさんのツボがあるので、上記の周辺で痛気持ちいい場所、響くような場所を探してください。
肩のツボの自分での圧し方
分かりにくいですが、写真のようにツボに中指を当てて圧していきます。
ツボは圧すとツボ独特の感覚、痛気持ちいい感覚やスジ沿いに響く感覚があります。まずそのような感覚のする場所を探してみてください。
難しいことはないので、他の場所とは違う感覚のあるところを探しましょう。
この肩のツボは特に響きやすいので探しやすいと思います。
自分で圧す場合は、同じところを6秒ほど持続圧をして3,4回繰り返します。
施術時にツボを圧す場合の姿勢
ツボへの施術は全身への基本の手技でもそうでしたけど、基本は写真のようにつま立ちで座ります。踵をつけて自分の軸と重心をど真ん中に置きます。
丹田にある程度の力を入れて、両足(太もも)の内側を締めるようにして膝で床を踏みしめます。
足の裏もテンションをかけて張るようにすると、全身の力がシンクロして力が逃げずツボを圧す方向と力が定まります。
ツボが正確に圧すコトができるように、身体が最も効率的に力を発揮できる(伝えることのできる)気の原理に即した身体の使い方を散々とご紹介してきたのはこのためだったんですね。
ツボを圧すには、丹田や腎経の力の入れ方を体得していなければできません。
また、足首が硬くて上記の座り方ができない方は、足首を柔らかくする方法や股関節が固くて上記の座り方がきついような方は、股関節を柔らかくする方法や股関節の柔軟をご参考ください。
肩のツボ1への施術法
詳しい画像は準部中ですが、受け手は横臥位(おうがい)、横向きになると上記の姿勢でツボが圧しやすくなります。
ツボを圧す反対の手は肩に置きこれを補とします。ツボを圧す腕(寫)と肩の腕(補)を同時に伸ばしていくとスジが伸ばされ、さらに深くツボを圧すことができます。
肩こりや首こりのお悩みには大変有効なツボです。