特に効くツボ、名付けて特効穴(とっこうけつ)その12は膝のツボです。
この膝のツボは特に膝関節の痛みや違和感を解消するのに効果がありますが、ツボ圧しの基本としては体幹から手足の末端にかけてツボを圧していきます。
膝の痛みでしたら、腰のツボ、股関節のツボ、臀部のツボをとり、膝のツボ、更に足首のツボと末端までツボを圧して末端まで気の滞りをとるのがコツです。
末端の抜けが悪いのに、症状のある部分など一か所だけ集中的に施術してしまうのはよくありません。
手足の末端に向けて施術する、ツボを圧すというのを心がけておいてください。
今回は膝のツボへの施術法をご紹介しますが、この膝のツボは自分でも圧しやすいため、まず自分でのツボの探し方と圧し方、施術法を順に解説していきます。
20点の特効穴の施術法:
膝のツボの圧し方
この膝のツボは自分では施術時にも拇指で圧します、狭い範囲のツボなので肘では圧せないツボなんですね。
膝のツボの場所と自分での圧し方
下腿の内側のツボですが、下腿は内側の骨が脛骨(けいこつ)、外側の骨が腓骨(ひこつ)といいます。
ツボは脛骨の際にありますので、自分でも探しやすいと思います。
膝のツボの自分での圧し方
ツボを圧す方の膝を曲げて座るとツボが圧しやすくなります。
この膝のツボは特に自分で圧す場合は膝が伸びている状態だと深くまで圧すことができません。
とても響くツボで膝関節の中に響くコトが多いですが、足首や股関節など他の関節部にまで響くことがあります。
響くようなツボが見つかったら5,6秒持続圧をします、5,6回繰り返して圧してみてください。
膝のツボの施術法
この膝のツボの施術法には2パターンあります。
一つ目は受け手は仰臥位、仰向けになりツボを圧す方の膝を曲げます。術者は基本の姿勢で座り、拇指で圧していきます。
二つ目は受け手は横臥位、横向きになり下にある足を施術していきます。術者は基本の姿勢で座り、拇指で真下に圧していくようにします。
膝関節や下腿の邪気をとるのに大変有効なツボです。