今回はお腹が痛いときの治し方、よく起こり得る食べ過ぎなどでのお腹の痛いときの治し方、ポンポンの痛いときの治し方です。
決して胃潰瘍や胃炎、腸炎や癌などによるお腹が痛いときの治し方ではありませんのでご注意下さい。
今回はポンポンが痛いときの治し方、食べ過ぎや消化が良くないような食べ物をとったときに起こり得るお腹が痛いときの治し方のご紹介です。
そういえば、韓国語でお腹いっぱいは「プクパ」、風情とユーモアがあってよろしいね。
ポンポンは何が語源でしょうね?
ちなみに知人の韓国の方にお腹いっぱいはプクパ、お腹減ったはペコパと嘘をつかれてずっと信じていたのですけど、プクパは本当でペコパは冗談だったようです。
で、恵比寿整体院でもお腹の問題、お腹の違和感や痛みのご相談はよくいただきますが、改善しにくい問題ではありません。
内臓の炎症や癒着、重篤な病気によっておこるお腹の痛みは別問題ですが、一般的なお腹が痛いときの原因にはお腹の中の冷えがほとんどです。
お腹の中、内臓は普段あまり動かすことがないので、うっ血、血液が滞りやすいんですね。食べ過ぎなどもそうなのですが、気や血液が滞りやすいのは五臓六腑です。
この五臓六腑の気の滞りを取るには、まず冷えとりが有効です。特に半身浴は、効果的にお腹の中の冷えを改善することができます。
またお腹の中、内臓をストレッチすることもお腹の冷えを改善するのに役立ちますので、お腹の痛いとき、お腹の冷えをとる半身浴とストレッチをご紹介いたします。
お腹が痛いときの治し方・半身浴
食べ過ぎたり、体に合わない食べ物を摂ったりしてお腹が痛くなることはよくあります。
このようなときは半身浴で下腹部内臓を温めると、血液の流れがよくなり不思議とお腹が楽になってくるものです。
私もよく食べ過ぎに飲みすぎ、何々しすぎでお腹が痛くなったり、張ってきたり、違和感があったりしてきますが、そういう時には半身浴が一番効果的なのを自らの体で実感しています。
そんなお腹が痛いときに役立つ半身浴ですが、これ健康と美容には欠かせないものなんですね。
効果的に下半身や内臓の冷えを改善して、気の巡りをよくする効果があります。半身浴を続けていれば、日常的に気の巡りのいい状態になり、病気もしにくいですしね。体をいいコンディションに保てます。
では、そんな便利な半身浴をご紹介しますが、お腹が調子悪い時に試してください。びっくりするくらいお腹が楽になると思いますよ。
How to 半身浴
- お湯はみぞおちくらいまで、心臓は温めません。
- 下半身だけ温めたいので、腕は必ず出して入ります。
- お湯の温度は39~40度くらい、熱すぎはいけません。
- お腹の中が温まるまで20分は入ります。長い分にはいくら長く入っても良いです。
- 工夫して半身浴を楽しみましょう。
さらに詳しくは体を柔らかくする半身浴のやり方をご参照ください。
腕を温めないこと、心臓は温めないこと、上半身を温めないことがコツです。これは上半身はのぼせやすく熱を持ちやすいので、その反対に下半身が冷えてしまう気の原理があるためです。
下が冷えて上がのぼせている状態だと全身の循環が悪くなってしまうので、下半身を温め上半身を涼しくして全身の循環を良くしていこうというのが「冷えとり」です。
半身浴はとても行いやすいし習慣づけるのも楽ですから、お腹の冷えの改善のみならず健康と美容のために、私が自信をもっておススメします。
他にも冷えとりの方法はたくさんありますが、まずは半身浴を基本にしていただくといいと思います。
ご興味のある方は、冷えとり基礎知識シリーズをご参考ください。
冷えとり基礎知識:
お腹のストレッチ
では今度は、お腹の中の冷え、お腹の中の瘀血(おけつ)といった循環の悪い状態を改善できるストレッチをご紹介します。
腰や股関節にも大変効果的なストレッチですので、ぜひお試しください。お腹の中を気持ちよくストレッチすることができます。
ストレッチのコツ・腹式呼吸
腰とお腹は裏表の関係です。特に腰を支える大事な筋肉・大腰筋はお腹の中にありますから、腹式呼吸だけでも大腰筋を緩めるコトができます。筋肉の緊張は神経の緊張でもありますから、自律神経のバランスを整えるのに大変効果的とされる腹式呼吸は、腰痛のケア、大腰筋のケアには欠かせません。
ご紹介するストレッチも腹式呼吸をしながら行います。ストレッチはいくら頑張って云々とやっても準備運動くらいの効果しかありません。腹式呼吸を使って行うと、自律神経のバランスが整い、神経の緊張がとれて体の中心から柔らかくするコトができます。
腹式呼吸が初めての方や苦手な方もいらっしゃると思うので、まずは腹式呼吸のやり方からご説明いたします。
息は口から吐いて、鼻から吸うようにします。横隔膜を上下するように、ゆったりできりだけ大きくお腹を膨らませたり、へこませたりして行います。
ストレッチの手順
身体の堅い人は床に両手をついて、しっかり身体を支えて写真のような姿勢をとってください。そして腹式呼吸をしてください。上記の姿勢で腹式呼吸をすると、お腹の中、大腰筋がとても気持ちよくストレッチできます。10回ほど深く腹式呼吸をしてください、これだけでとても深くストレッチできます。
こんなんじゃ物足りない人は両手を膝の上において、天井を見上げてさらに腰をストレッチしてください。更に気持ちよくストレッチすることができます。
床から手を離すとグラグラしてしまう人は、そのまま床から手を離さずにストレッチしてくださいね。柔らかい人は膝の上に手を置いてストレッチすることでより深く大腰筋をストレッチできます。深く呼吸することがメインですから、腹式呼吸を忘れずに。
あとこのストレッチには先があります。
↑のような更にお腹と腰をストレッチできる形ですが、あり程度体が柔らかい人じゃないできません。腰痛ストレッチのやり方にて動画付きで解説しています。ご興味のある方はご参考ください。
お腹が痛いときの治し方・まとめ
恵比寿整体院でもお腹への施術は欠かせないもので、お腹のツボもあるのですが自分ではできない為、今回はツボのご紹介は割愛させていただきました。
お腹は気の中心であり診断や治療には欠かせないところですが、専門的すぎるようなので今回は解説は控えさせていただきました。お腹について詳しく学びたい方は、お腹と内臓を柔らかくする方法をご参考ください。
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