恵比寿整体院が贈る気の癒し・合気編。足の上がらなくなる実験の次は丹田とイメージの実験です。
気とは考えて分かるものではなく感じるものです。
このような実験や合気、ツボや経絡への施術、その他のワークなどで実体験して、気の面白さや不思議を実際に経験してもらおうというコンセプトですが、本気で学びたい方はセミナーをお受けくださいね。
座ってできる丹田とイメージの実験
ご紹介する実験は、丹田をイメージしたとき、もしくは様々な思い(ポジティブな思いとネガティブな思い)をイメージしたときに、気はどう働くのか?身体感覚に変化があるのか?確かめる実験です。
様々なイメージや自分が体のどこをイメージするかで身体の反応が違う、それこそ気の反応が違うというコトを実際に経験してみようというモノです。
では、実験開始。
次は押される側は丹田を意識してみましょう。
丹田とはお腹の中、第五腰椎と仙骨の前です。
上記のように丹田を意識するだけで、下半身に力が入り安定するんですね。
これ、押されるほうも押すほうも顕著に違いがわかるハズです。
丹田をイメージしただけで、体が安定するという実験ですがなにもイメージするのは丹田じゃなくてもいいんです。
気の原理・心編で解説したような、願いを持っているときと持っていないとき、笑顔のときとそうじゃないとき、幸せなイメージとそうじゃないイメージ、などなんでもいいんですが、ポジティブなイメージとネガティブなイメージとで身体の反応は違うんですね。
そしてイメージが明確なほど、身体も明確に反応します。
イメージが曖昧だと身体の反応も曖昧です。
立ってもできる実験
上記の実験は立ってもできます。イメージする方は足を肩幅くらいに広げて立ちます。
丹田や様々なイメージを持つ持たないで、補助する人が片足を上げようとするとこれもまた明確に反応が違います。
丹田を鍛える方法は↓で解説しています。
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他人のイメージでも身体は反応する
上記の実験は、イメージで身体の反応が変わるなんて面白いなぁ、と感じていただきたいのですが、ここからが気の面白いところ。
実は、第三者が押されるほうの丹田をイメージしてもその人の身体は反応するんですね。
他に人が他人の丹田をイメージしても明確に反応の違いが出ます。
ん、おかしいんでないかい?と思われるでしょうがやってみるとそうなんですね。
科学的な説明なんてできません。潜在意識はみんな繋がっているとか、念は通じるとか、イメージの力とかいうしかないんですね。
そしてこれもまたイメージが明確なほど、相手の体の反応も明確です、不思議ですね。
これ突き詰めれば、イメージだけで相手を動かしたり遠隔治療なんかにも使えるんですけど、その辺は今は内緒にしておきます。
身体がイメージに反応すると書きましたが、イメージが気を導き身体を変化させるんですね。
イメージと気、これは切っても切れないものです。
イメージに沿って気が働く、とでもいえばいいのでしょうか。
だから、ツボや経絡への施術でも合気でも、スポーツでも武道でもダンスでも、はたまた日常生活で身体を使うにも自分の持つイメージというのはそのまま身体の反応を引き出しますからとても大事なんですね。
では、次回は合気の基本1 ゆるみを取るの解説です。お楽しみに!