特に効くツボ、名付けて特効穴(とっこうけつ)その11は股関節のツボです。
このツボは特に股関節の痛みや違和感を解消するのに即効的な効果があり、股関節の症状のセルフケアのとして股関節のツボでご紹介しています。
今回はこのツボへの施術法をご紹介しますが、まず自分でのツボの探し方と圧し方、施術法を順に解説していきます。
20点の特効穴の施術法:
股関節のツボの圧し方
この股関節のツボは自分では施術時にも拇指で圧します、狭い範囲のツボなので肘では圧せないツボなんですね。
臀部のツボと併用することが多いのですが、順番としては臀部のツボのあとこの股関節のツボを圧していきます。
必要ならばさらに足先に向かって、膝のツボや足首のツボ、足裏のツボなどを施術していきます。
ツボ圧しは体幹部から手足の末端に向かって圧していくのが基本です。
股関節のツボの場所と自分での圧し方
足の付け根、Vラインの際にとても効果的なツボがあります。ほかのツボはその辺にいっぱいツボがありますから、探ってみてくださいと書いてきましたが、ここのツボはとても狭い範囲にあり、とれるツボとしては一点です。スジとスジのつなぎ目ですので分かりやすいと思います。
ツボの圧し方
写真のように仰向けに寝て、膝を曲げたときのVラインの際です。膝を曲げてから探して圧すと分かりやすいツボです。これも横から圧すようにしますが、浅いツボなので少し圧すだけで、気持ちよかったり響きがあると思います。下腿の方に響くことが多くあります。股関節が痛いときはとても効くツボですので、ぜひ見つけて圧してみてください。ツボが見つかったら5,6秒持続圧をします、5,6回繰り返して圧してみてください。
自分で圧すときは仰臥位、あお向け。施術時には横臥位、横向きになると表面のスジが緩んで圧しやすくなります。
一か所を5,6秒持続圧をします。4,5回繰り返して圧します。上記の姿勢だと真横に向かって圧す感じです。
股関節のツボの施術法
この臀部のツボは術者は基本の姿勢で座り、拇指で圧していきます。受け手も横臥位の基本姿勢、横向きになり上方の足を床に落とすとスジの緊張がなくなりツボを圧しやすくなります。
股関節や鼠径部の症状の改善に大変有効なツボです。