施術前に経絡というスジを補助付きでストレッチするやり方をご紹介します、今回は一番目の肺経・大腸経のストレッチです。
順番は、施術時のストレッチの補助のやり方・まとめにまとめてありますので、全体像を知りたい方はそちらをご参考ください。
施術前の経絡ストレッチ(補助)
肺経・大腸経のストレッチの補助のやり方
まず自分でセルフケアする形は↓です。
ストレッチの手順
これを補助してあげればいいのですが、合気で説明した「ゆるみを取る」というやり方で補助していきます。
補助する場合は、写真のように立ち右手を肩甲骨と肩甲骨の間に置きこの部分のゆるみを取ります。
左手は受け手の手の甲に親指と人差し指中指を当ててこの部分のゆるみを取ります。
ゆるみを取る部分は分かりにくいので後日、写真を撮ってアップしますね。
このストレッチの効果
このストレッチは肺経・大腸経というスジを緩めるためのものですが、肩関節の内部も十分にストレッチすることができ肩こりのストレッチとして患者さんにご紹介してもいいですね。
また肺経は猫背にも関係する経絡なので(肺経は背骨の第四胸椎)、猫背改善のストレッチとしても効果があります。
肺経・大腸経の働きなどは↓に詳しく解説しています。経絡をもっと学びたい方はご参考ください。
身体と外界との交流【肺経・大腸経の働きとストレッチ】
ストレッチできる部位、筋肉、関節
太ももの裏(ハムストリングス)、肩甲骨、前腕~上腕、肘関節、肩関節
効果のある症状
猫背、呼吸器の不全、拇指~前腕の痛み、肩関節の痛み、肩こり、肩甲骨の痛み、