願いの原理

気の癒し・心編

【気の原理・心編】願い

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恵比寿整体院が贈る気の原理・心編。気が最も強く豊かに働く原理、身体の使い方や心の置き所を解説しているのですが、そりゃネガティブな思いよりポジティブな思いの方が何かとよろしいし、健康にもよろしい。

で、今回のお題は「願い」なのですが、人は願っているときには気が自然と強く豊かに出ているものです。


あなたの願いはどこにある?

願いも人それぞれ、それこそ自分の心の中には高尚な願いから、低俗な願いまで多種多様な願いがあります。

そして大事なコトですが、自分に願うとは他人にも願うということ、他人に願うとは自分にも願うということ。

心の奥では自分も他人も区別がないんですね。

だから、他人に対しても自分に対しても願えない人はさもしい。

そもそも願いこそが、この世、いや人を動かしている原動力です。

願いが強いほど、願いが深いほど人生は豊かになるハズ。

だから自分の願いを明確にすること、できれば紙に書いたり、言葉にしたりして言語化すること。

ツボや経絡への施術でも大事なことです、願いとは。

そもそも人と対面するのに、願いを持っている人と自他の願いに無関心な人とどちらと居たら落ち着きますかね?

相手に興味が無ければ、相手の幸せを願えなければ、いくら技術的にツボや経絡を施術してもツボや経絡の底、気が変化するほどの施術の効果はあげれません。

ツボや経絡は無意識の領域に属するものです。だからいくら肉体的な操作だけしても施術の効果はない。

術者の気、思いに受け手の気が反応するからこそ、ツボや経絡への施術で全身が変化するほどの効果が出るんですね。

そして願いとは無限です、ここまで願ったからこれでいいというものではない。


深まる願い

願いって底がないんです。気持ちが深まっていくときこそ気も無限に働く。

これも気の原理ですね。願いや思いが底がなく無限に深まっていくときに気は最も豊かに働きます。

人を愛するというのもそうですよね(人でなくてもいいんですけど)。

あなたのことを好きだから、ここまで愛しますよ。これ以上はノーサンキューというのは、この世の習い、結婚という契約的な愛です。

本当の愛とは底がないはず、相手を思う気持ちが深まり続ける状態。誰でもそんな愛情を持ったことがあるハズです。


願ったときに願われていることを思う

お子さんができれば当然、わが子のことを願いますよね。「この子に最善が訪れてほしい」と。

そんな時、自分も両親に同じように願われ愛されていたことを思い出すハズ。

両親と良き関係を持てなかった人でも、何かに願われている、願われてきた、導かれてきた、という実感は自分が他者に願いを持った時に感じるものかもしれません。

まぁ、現世では血縁関係といえど人間関係は損得の勘定が入ってしまいますので、人間に求めるのは難しいかもしれませんね。

でもそれこそ、神や仏、自然や宇宙、守護霊でも何でもいいんですけど、愛や慈悲を感じる瞬間があるハズです、人生には。


男の願いと女の願い

個人的なことですけど、私は男ですので男性には厳しいんですね。スパルタ的なところがある。

苦難の末に学ぶこと、辛い経験から学ぶことには意味があると思っていますから、男性には平穏無難な幸せより人生の艱難辛苦を味わい、どん底から這い上がってきてほしい、という思いがある。

それこそ我が子を千尋の谷に落とす、獅子の子落としみたいな思いがある。

でも女性には思いませんね。女性には平穏無難な幸せが訪れてほしいと思います。

これ、私が教える時にも顕著ですね。

男性には、見て覚えろ、盗んで覚えろ、自分で考えろ、的な師匠観が出てしまいますが、女性には手取り足取り優しく教えます。

でもこういうほうがいいんですね。もちろん女性的な男性や男性的な女性には相手に合わせて教えますけど、相手の特性に合わせて教えないと通じないこともある。

男子には厳しく、女子には優しくの、古典的な日本男児なんですね、わたくし。


願いを押し付けない

そして人に願うときに、それを相手に押し付けてしまうと相手はとても重く苦しく感じてしまいます。

だから願いは願いのまま心にしまっておいて、相手には選択の自由がなければなりません。

これ人と向き合う時にも大事なコトです。

正論だからと言って、自分の願いが強いからといって、それを相手に負わせないコト。


抽象的な願いと現実的な願い

自他に対して抽象的な願いってありますよね。幸せになってほしいとか成長してほしいとか。

現実的な願いって、実際に~がほしいとか、~が実現してほしいとか。

イメージや願いは明確なほど願いが強いほど、素早く実現するという神秘がありますので、願いを本気で実現したかったら、願いを明確に願いを強く深く持つことです。

「~だったらいいな」程度の希望では難しいですね。過去のカルマ(業、過去のパターン)に流されてしまいます。

願いを実現するのにあと大事なことは、エゴを入れないというコトですかね、ツボや経絡の施術と同じですけど。

エゴを入れない願い、自意識を超えた願い、そんな願いが持てるように精進したいですね。

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