背中が痛いときの治し方

背中、肩甲骨の痛み

背中が痛いときの治し方

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今回は背中が痛いときの治し方ですが、背中は自分の手が届きにくいところ、手が届いても背中のツボを自分では上手く圧せないところです。

ですので、背中が痛いときに効果的なツボはあるのですが残念なことに自分ではケアできませんので、背中が痛いときや背中を柔らかくするのに効果的なストレッチをご紹介します。

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ど~も、恵比寿整体院の内山です。

背中はコリやすいところ、恵比寿整体院でも背中の痛みや症状はよくいただくご相談です。背中のスジは固くコリやすいので拇指ではスジとりにくいため、肘で背中のスジを施術します。

背中が痛いときの治し方

肘と背中のスジって相性がいいんですね、背中のスジにぴったりと肘が当たり、コリをとることができます。

できればね、自分でも肘で背中のスジを施術したいのですが、体の構造上できません。

そんな背中の痛みやコリですが、背中には内臓の反射区があり内臓の状態を診ることができます。

東洋医学では背候診といって背中の経絡(けいらく・気の流れ)で気の状態を診断して必要なツボやスジ(経絡)を施術していきます。

ですので、背中のどこが痛いか、単に筋肉がコッたり緊張しているだけなのか、内臓からくるコリなのか、結構気の診断や施術に大事なところなんですね、背中って。

今回は背中の経絡の解説とともに、その経絡を気持ちよくストレッチできる方法をご紹介しますので、慢性的に背中が痛い、よく背中のココが痛くなる、背中のコリや張り、緊張を何とかしたい人はご参考ください。



背中には内臓の状態が反映されるため、背中の痛みが実は重大な病気のサインということもよくあります。胃腸の問題や腎臓や脾臓などの問題、泌尿器の問題など、内臓からくる背中の痛みは多岐にわたりますので、内臓の問題が疑われる場合は各専門科をお受けください。

今回は、よくある背中のコリや緊張をとる解説です。

コリやすい背中

背中はとてもコリやすいところです。コリが深まってくるとスジが固くなり、少し無理な態勢をとったり動いたりするとスジの痛みが出やすいところ。

よくいただくご相談は、肩甲骨と背骨の間のコリや張りと腰から腎臓の裏あたりのコリや張りの問題です。


背中の筋肉と経絡

腰の背筋

背中の経絡

大事な背中の気の流れ

よく言われる背筋というのは背中の筋肉全体のこともありますが、背骨の両脇の筋肉を脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)といいます。

まさしく背骨、体幹を起立させる筋肉ですがここがね、疲れやすいんですね。疲れてくるとこの筋肉が疲労して背中が立った美しい姿勢を維持できなくなり、背中が丸くなってきます。

自然な姿勢

自然な姿勢ではきれいに背骨が立って美しい楽な姿勢になります。

腰痛とお腹

背筋が疲労してきたり、お腹が弱ってくると、腰が前方に崩れて反り腰になったり、反対に後方に崩れて腰が丸くなった姿勢になります。




お腹も大事

上記の姿勢のようにお腹が弱い、食べ過ぎなどで内臓が疲労してくる、冷えなどで内臓の血行が悪くなってくるとお腹と背中が丸くなり背中がコってくるんですね。

背中と裏表の関係にあるお腹、実はこれが一番大事なのですけど、内臓の疲労や冷えや血行不良の状態は虚証(きょしょう)という気の流れの悪い状態です。

体質的に虚証というのは慢性的に気の流れが悪い体質、特に冷えやすい女性に多い虚証ですが、虚証の状態ってこのお腹に力がない状態といってもいいのです。ですから、背中が痛いときのケアもお腹が大事です。

また、どこの内臓に負担がかかっているかは人それぞれですので、上記の背中の経絡のどこかにコリや痛みが出やすいか参考にしてください。


背中が痛いときの治し方・ストレッチ

ではコリやすい背中とお腹を効果的に伸ばすことができ、お腹の虚という状態を改善できる経絡ストレッチをご紹介します。

背中のコリからくるスジの痛みや、背中の緊張を気持ちよくほぐすことができますが、無理はなさらず気持ちいい所までストレッチしてください。


ストレッチのコツ・腹式呼吸

背中とお腹は裏表の関係です。特に体幹を支える大事な筋肉・大腰筋はお腹の中にありますから、腹式呼吸だけでも大腰筋を緩めるコトができます。筋肉の緊張は神経の緊張でもありますから、自律神経のバランスを整えるのに大変効果的とされる腹式呼吸は、腰痛やお腹、背中のケア、大腰筋のケアには欠かせません。

ご紹介するストレッチも腹式呼吸をしながら行います。ストレッチはいくら頑張って云々とやっても準備運動くらいの効果しかありません。腹式呼吸を使って行うと、自律神経のバランスが整い、神経の緊張がとれて体の中心から柔らかくするコトができます。

腹式呼吸が初めての方や苦手な方もいらっしゃると思うので、まずは腹式呼吸のやり方からご説明いたします。

腹式呼吸のやり方

お腹がへこむように横隔膜を挙げて、口から息を全部吐き出します。

腹式呼吸のやり方

お腹が膨らむように、横隔膜を下げて、鼻から息を吸います。

息は口から吐いて、鼻から吸うようにします。横隔膜を上下するように、ゆったりできりだけ大きくお腹を膨らませたり、へこませたりして行います。

腹式呼吸のやり方



ストレッチの手順

背中とお腹のストレッチ・硬い人用1

正座からの…

中とお腹のストレッチ・硬い人用2

片足後ろに伸ばし~の…

中とお腹ストレッチ・硬い人用3

腹式呼吸。

身体の堅い人は床に両手をついて、しっかり身体を支えて写真のような姿勢をとってください。そして腹式呼吸をしてください。上記の姿勢で腹式呼吸をすると、お腹の中、大腰筋がとても気持ちよくストレッチできます。10回ほど深く腹式呼吸をしてください、これだけでとても深くストレッチできます。

背中のストレッチのコツ

ストレッチのコツは腹式呼吸でお腹をしっかり膨らませたりへこませたりすることです。深呼吸が苦手な方はまずは腹式呼吸から練習してみてください。

背中のストレッチのコツ2

慣れてきたら腰をよりそらして、頭は天井を見上げると、さらに腰がストレッチされます。



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お疲れ様です。このストレッチは上手くできましたか?

こんなんじゃ物足りない人は両手を膝の上において、天井を見上げてさらに腰をストレッチしてください。更に気持ちよくストレッチすることができます。

背中のストレッチ2

床から手を離すとグラグラしてしまう人は、そのまま床から手を離さずにストレッチしてくださいね。柔らかい人は膝の上に手を置いてストレッチすることでより深く背中とお腹をストレッチできます。深く呼吸することがメインですから、腹式呼吸を忘れずに。

あとこのストレッチには先があります。

深い腰のストレッチ5

↑のような更に背中とお腹をストレッチできる形ですが、あり程度体が柔らかい人じゃないできません。腰痛ストレッチのやり方にて動画付きで解説しています。ご興味のある方はご参考ください。



その他の背中が痛いときに役立つストレッチ

背中のストレッチ

正直、上記のストレッチは背中のみならず、腰やお腹や股関節にとってもとても効果的なストレッチです。コリやすい背中や腰のスジ、弱くなりがちなお腹の柔軟性を回復させ気の滞りを解消することができます。

ご紹介したストレッチを基本に、さらに背中を曲げるストレッチや背中の横を伸ばすストレッチも3つの背骨のストレッチとして解説していますので、ご興味のある方はご参考ください。

また少し複雑ですが連続して行うストレッチもあります。これは背中や腰を中心に全身的な気の巡りをよくする方法で、全身の活性化にはとても効果的です。


背中が痛いときの治し方・まとめ

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背中のストレッチを中心に背中が痛いときの治し方を解説させていただきました。

背中の軽度の痛み、コリやスジの緊張からくる痛みはこれで十分にセルフケアすることができます。

自分では背中のツボは取りにくいので、慢性的な痛みや症状がある人はプロにお任せしましょう。信頼できる鍼灸院や指圧師、整体師にご相談ください。

お近くでしたら三島市の恵比寿整体院にご相談ください。

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