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今回は、寝起きの腰痛対策をご紹介いたします。寝起きに一番腰が辛いというご相談も恵比寿整体院ではよく頂きます。慢性的な腰痛でお困りの方は、緊張の抜けない寝方や寝ている間に腰の筋肉が固まってしまうような寝方では朝起きるのが辛くなってしまいます。
そんな方の為に、腰痛を緩和する寝方と寝起きの腰痛対策をご紹介していきますので、気持ちよい朝を迎えられるようぜひ実践してください。
寝起きに腰が辛い、なかなか腰痛が治らないお悩みをお持ちの方は、ご紹介する方法を参考にしてみてくださいね。
寝起きの腰痛が辛い人の起き方
腰痛真っ最中の時は寝床から起きるのも辛く、変に腰をかばって他のところを痛めてしまったりもしますので、まず腰に負担のかからない起き方をご紹介します。
腰に負担をかけない起き方
腰の椎間板ヘルニアやぎっくり腰のやりたて2~3日は起き上がるのも辛いですが、腰を曲げようとしないで、一度横向きになってから体を起こすと楽に起き上がられます。
寝起きの腰痛の原因
寝ている間に通常なら体は回復していきますが、回復を促す血液の流れや神経の緊張が抜けないような寝方では回復もままなりません。
寝ている間に腰の筋肉が緊張してしまったり、寝ている間は起きている時ほど体を動かさない為、もともと血行が悪い体の状態だと、更に寝ている間に血行が悪くなり腰の筋肉を緊張させてしまいます。
寝ている間も血液の流れって大事なんですね。
ということで、寝起きの腰痛対策には血行を良くするような寝方が一番大事なので、腰に負担をかけない寝方や血行をよくして寝るコツをご紹介いたします。
腰痛のための寝方講座
寝方のコツは、腰に負担をかけず下半身を温めて寝ている間に腰が冷えないようにすることです。寝る前の腰のストレッチや半身浴なども腰痛のケアには効果的です。今回は腰のストレッチや半身浴のやり方はご説明しませんので、ご興味のある方は各ページをご参考ください。
腰に負担をかけない抱き枕
はい、これは腰痛のみならず心地よく寝るためにはおススメです。できるだけ大きい抱き枕がいいのですが、写真のように横向きに寝て片足を落とす形は、実は一番負担のかかる腰椎と仙骨の間を楽にするのです。
この横向きに寝て上にある足を落として(股関節90度、膝が90度)寝る形は、人間の構造上一番腰椎~仙骨間の緊張を軽減できるのです。
オステオパシーという西洋の整体療法にこの手法があるのですが(オステオパシーでは術者が動かします、他動療法というものです)、腰痛にはこの横向きに寝て足を落とし、股関節と膝を90度90度にして寝るのがとても楽なのです。
抱き枕があれば更に足の重みも軽減できるので楽になります、一度お試しください。腕の間にも入るような大きい抱き枕でしたら、腕や胸も楽になりますから本当におススメです。
足を温めて寝るコツ
先ほど書いたように、半身浴などをして下半身を温めた状態で寝るのが腰痛にとってもいいのですが、湯たんぽを足元に置いて寝たり絹靴下を履いて寝ると更に寝ている間の回復を高めます。
陶器の湯たんぽ
アナログですが、就寝時に湯たんぽを足元に置いておくと、大変気持ちよく寝れます。自律神経の緊張をとるのには足を温めるとよいとされていますが、寝ているときに限らず足元が寒いと全身が緊張してしまいますもんね。
腰が痛いとき、風邪の時や調子の悪いとき、寝つきの悪いとき、疲れが取れないとき、体調が悪いときなどは騙されたと思って湯たんぽを足元に置いて寝てください。翌日の目覚めが全然違うハズですよ。
熱伝導が自然で冷めにくい昔ながらの「陶器の湯たんぽ」が最高ですが、冷めやすいですが金属製やプラスチック製でもいいですよ。
就寝時の絹靴下
冷えとり健康法に欠かせない「絹の靴下」ですが、就寝時にも履いて寝ると気持ちいいですよ。絹は保温性に優れ水分の排出性も最高の素材、冬はポカポカ夏はサラサラの素材なので、靴下嫌いの方でも大丈夫なハズです(笑)。
冷えが辛い方などは絹靴下を重ね履きしますが、一枚でも効果はあります。腰痛や体調が悪い時などは多目に履くとかして調整できるのもいいですね。
恵比寿整体院でも重い腰痛をお持ちの方や、冷えが強い方などは、重ね履きをおススメしています。
さらに詳しくは、冷えとり実践法・絹靴下で頭寒足熱を作るコツをご参考ください。
腰痛のためのパーフェクトな寝方(笑)
from 腰痛の為の寝方パーフェクトガイド
寝起きの腰痛対策・まとめ
ご紹介した腰痛のための起き方や寝方を実践していただければ、寝起きに腰痛が気になるということはかなり軽減、いや感じなくなるハズです。