肩こり頭痛

肩こり

肩こり頭痛はどうしたらいいの?施術家が教えるタイプ別の治療の選び方。

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今回は、恵比寿整体院でもご相談の多い、肩こりと頭痛のタイプ別の治療の選び方をご紹介したいと思います。

肩こり頭痛に限らず、症状や病気には、緊急性を要するもの、痛みなど今すぐ対処しなければならないもの、応急処置が必要なもの、体質改善や体の状態の改善が必要なもの、予防的な処置が必要なものがあります。

病院でのケアが必要なタイプ、鍼灸や漢方、整体などのケアが必要なタイプなどがありますので、肩こり頭痛でお困りの方は、ご参考ください。



緊急性のあるタイプ

まず緊急性があるかどうかですが、頭痛などは脳への外傷や内出血、くも膜下出血など生命にとって重大な病気によって起こされるものがあります。

痙攣や嘔吐、どんどん強くなる痛みなどがある場合は、緊急の処置が必要です。脳腫瘍や外傷、内出血が疑われときは早急に病院、緊急病院でのケアを受けてください。

また事故などで頭を強く打ったとき、頭に外傷はなくても、内出血を起こしている場合もありますので注意が必要です。

肩こりは緊急性はありませんが、内臓、特に胆のうや膵臓など消化器の病気、胆石や癌からくる肩こりもあります。

頭痛の原因と対策を知っておこう


病院に行ったほうがいいのかどうか。

上記のような重篤な病気によっておこる二次性の頭痛、肩こりの場合は病院でのケアが必要です。

肉体的損傷や緊急医療が西洋医学の得意分野です。蓄膿症からくる頭痛や三叉神経痛、緑内障からくる目の奥の痛みや頭痛などもありますので、これらの病気が疑われるときは、専門科での受診が必要です。

また比較的まれなタイプの頭痛ですが、群発性頭痛と呼ばれるタイプもあります。

[aside type="normal"] 群発性頭痛:

この頭痛のタイプは「目の奥がえぐられるような激しい痛み」を伴います。発症するのはほとんどは男性ですが、その数は少なくまれなタイプです。発作のように痛みは15分〜3時間ほど続く、1年に数回の間隔で起こる、夜中・早朝に多いのが特徴です。診断もつけにくいため様々な病院を渡り歩く方も多いようです。 [/aside]

  • 群発性頭痛=神経内科
  • 蓄膿症=耳鼻科
  • 三叉神経痛=神経内科、脳神経外科
  • 緑内障=眼科


肩こり、首こりからくる緊張性頭痛

緊張性頭痛とは、肩や首の筋肉が緊張して起こる頭痛です。一番多いタイプです。

誰でも一度は経験したことがあるようなズ~ンとした痛み、重い痛みの頭痛です。

緊張性頭痛の原因は、緊張してしまった肩や首の筋肉が硬直してしまって、血管や神経の流れを阻害して起こります。

病院では、硬直してしまったスジを緩めるようなことはまずしません。頭痛薬、鎮痛剤をもらうことになります。

しかし、スジの緊張や筋肉の緊張、重度の肩こりや首こりを、うまくほぐせれば解消できますので、鍼灸や指圧など東洋医学の的確なスジやツボへの施術が効果的です。

また半身浴などで全身の血行を良くすることでも肩や首の緊張を緩めるコトができます。

  • 頭痛は普通は神経内科ですが、大きい病院だと頭痛外来というものもあります。
  • 鍼灸や指圧は正確なツボや経絡(気の流れ)への施術ができるならとても効果的です。痛みへの処置とともに予防にもなります。
  • 漢方は、予防と、体質改善といった時間をかけて健康を実現していくものです。即効性はありませんが頭痛体質を改善することができます。
  • 緊張性頭痛の緩和に慰安整体、リラクゼーションはお勧めしません。強いだけの刺激は逆に筋肉を硬直させてしまうこともあります。
  • 自分でもツボ押しストレッチ、半身浴などで改善することができます。


ズキズキする偏頭痛

頭部の血管が拡張しておこる偏頭痛には、強い刺激を与えてはいけません。温めるのもNGです。

偏頭痛(片頭痛)の対処法、首や頭の冷やし方

  • 病院などでは頭痛薬、鎮痛剤をもらいます。
  • 鍼灸や指圧、漢方などは痛みがMAXの時は受けれませんが、偏頭痛の予防、体質改善として最適です。
  • ズキズキする痛みは、首や手首を冷やすと緩和できます。
  • 日頃から、ストレッチ、冷えとりなどで循環の良い身体をケアできれば、十分に予防できます。


肩こり

肩こりの原因は、病気が引き起こす二次的な要因を除けば、血行不良につきます。

全身の血行、気の流れが悪いため、肩や全身の筋肉が固くなってしまうのですね。

肩こりの原因と3つの自分でコリを取る方法


  • 自分での肩こりのツボ押しストレッチ、半身浴などで十分に自分でケアができます。
  • 民間療法(整体や様々な手技療法など)、医療類似行為(鍼灸や指圧、マッサージ)が効果的です。


ツボや経絡、正統的な東洋医学の治療家がお近くにいればいいんですけどね。正直、正確なツボや経絡の治療ができる方は少ないのが現状です。鍼灸や指圧のベテランさん達はお年を召しているし、ホームページも持ってないところも多いですしね。

過剰にホームページで宣伝しているようなところは、それはそれでまた商売っ気があっていけません。

怪しげなものを売っているような治療院も嫌ですね。魑魅魍魎が多いのもこの世界の常です、情けない…。

googleやyahooで、静岡県、三島市などお住まいの地域 スペース 指圧院、治療院、整体、鍼灸などで検索すると出てきます。ツボや経絡で検索してもいいですね。

慰安整体、リラクゼーション的なものは本治(根本的な治療)にはならないのでおススメはしません。

強いだけの刺激はより筋肉を硬直させてしまい、逆効果になってしまいますので注意が必要です。

また肩だけの施術、部分的な施術だけもいけません。下半身の気の滞りを解消しないで、肩や首だけ揉むほぐすといった刺激を与えた場合、のぼせ(頭部の充血状態)を助長して頭痛の原因や、更に肩こりの慢性化という状態を作ってしまいます。

同じ理由で、肩だけ温めるのもあまりよくありません。温め方、血行促進のコツは、半身浴や冷え切っている足元を温めることです。

【肩こりと3つの解消法】整体師が教えるコリをほぐすコツより


まとめ

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病気が引き起こす頭痛や肩こりは、もちろん病院でのケアが必要です。

しかし、病院での検査でも特に異常はないときもあります。肩こり頭痛に限らず症状や痛みというのは、肉体的な損傷やダメージが原因の、病院でのケアが必要なタイプと、状態や体質が引き起こしているタイプがあります。

病院は状態や体質が引き起こしているタイプの慢性病、慢性的な症状は苦手なのですね。異常が目に見えて分からなければ処置しずらいのです。

身体の状態や体質が原因の症状や痛みなどは、鍼灸や指圧、漢方、整体などの東洋医学が得意分野です。

西洋医学と東洋医学は、診ているものが違うので比較できないのですね。

それぞれに合った病気や症状のタイプがあるということです。

  • 肉体的損傷が疑われときは、西洋医学。
  • スジの緊張や血行不良、気の滞りといった、状態の把握と治療は東洋医学。

と考えていただいてもいいかと思います。



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