股関節は比較的に自由に動き、可動域も大きい関節です。
股関節の可動域、股関節を動かす筋肉を記してきます。
各筋肉のストレッチなどは各筋肉の記事をご参考ください。
股関節の動きと可動域
股関節の主な動きには、屈曲と伸展、外転と内転、外旋と内旋があります。
屈曲と伸展の可動域
股関節の屈曲の可動域は一般的には屈曲が0~130°、伸展が0~30°です。
股関節、足はあまり後ろには動けないんですね。
股関節を屈曲する筋肉は主に体の前面にあります。
股関節を屈曲する筋肉(外部リンク)
股関節を伸展する筋肉は主に体の後面にあります。
股関節を伸展する筋肉(外部リンク)
太ももの後ろの筋肉である大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋は総称してハムストリングスと呼ばれます。
外転と内転の可動域
股関節の外転の可動域は一般的には0~45°、内転は0~30°です。
股関節を外転する筋肉は主に体の外側にあり、内転する筋肉は内側にあります。
股関節を外転する筋肉(外部リンク)
股関節を内転する筋肉(外部リンク)
太ももの内側にある内転筋群が股関節の内転の動きに関与します。
外旋と内旋の可動域
一般的な股関節の外旋の可動域は0~50°、内旋が0~45°です。
股関節の外旋と内旋する力は他の動きに比べると弱いものであり、各筋肉が複合的に外旋や内旋の動きを生じさせます。
股関節の可動域:まとめ
一般的な股関節の可動域をまとめると以下の通りです。
- 屈曲が0~130°
- 伸展が0~30°
- 外転が0~45°
- 内転が0~30°
- 外旋が0~50°
- 内旋が0~45°
参考リンク:股関節を柔らかくする方法