意外と知らない膝の動きですが、曲げる伸ばすの他に内外にねじれるような動きもします。
膝関節
膝関節はは人体で一番大きい関節です。
膝関節の構造はとても複雑ですが、膝の動きとしては膝を曲げる・伸ばす、膝から下をねじる(外旋と内旋)動きで動きとしては単純な関節です。
全体重を支えて歩行するという膝の動きはかなりの負荷と圧力をかけるので、変にねじれないような動きは単純だけど強力な伸筋群や屈筋群、そして強力な靭帯によって保持され強力な構造になっています。
以下に膝の動きと膝の可動域、膝を動かす筋肉を記しておきます。
膝の動き
解剖学では膝を伸ばす動きを膝の伸展、曲げるのは膝の屈曲、内側にねじる動きを膝の内旋、外側にねじる動きを外旋と言います。
膝の伸展の動き
膝関節は通常の伸展の限界は0°です。
膝は約140°屈曲するので、0°から140°に伸ばしたり曲げたりできるんですね。
主に膝を伸ばす動きは太ももの前面の大腿四頭筋です。
大腿四頭筋はジャンプ筋とも呼ばれ、ジャンプ能力が発達している人は大腿四頭筋が発達しているとも言えます。
どこから体を鍛えていいか分からない方やトレーニング初心者などは腹筋とともにスクワットなどで大腿四頭筋を鍛えることをおススメします。
膝の屈曲の動き
膝を曲げる動きは膝の屈曲ですが、一般的には完全伸展位の0°から140°まで動きます。
膝を屈曲する動きは、太ももの裏のハムストリングスです。
先ほどの大腿四頭筋とハムストリングス、この2つは膝を伸ばし曲げる筋肉で足腰を鍛えたい方は、この2つの筋肉のを鍛えてほしいところです。
またふくらはぎの筋肉、腓腹筋も膝を屈曲させる働きを持ちます。
その他の膝を屈曲させる筋肉:
膝の内旋の動き
膝を伸ばしているとほとんど外旋と内旋はできませんが、膝を30°以上曲げると内旋の可動域は0~30°動きます。
膝の内旋には様々な筋肉が関与していますので今回は割愛させていただきます。
膝の外旋の動き
膝を30°以上曲げると膝の外旋の動きは0~45°可能になります。
敗戦と同様に膝の外旋には様々な筋肉が関与していますので今回は割愛させていただきます。
膝の動き:まとめ
膝の動きをまとめると、
- 膝の伸展と屈曲が0~140°動きます。
- 膝が30以上屈曲した時:内旋が30°、外旋が45°動きます。
膝は大きく伸ばしたり曲げたりできますし、以外の内旋・外旋の動きもするんですね。